
結婚式場って、どうやって選べばいいの?
式場の種類も多いし、情報も多すぎて、どこから手をつけたらいいのかわからない。仮予約とか本予約とか、初めて聞く言葉ばかりで、ちょっと不安…
そんな風に感じているなら、まずはこの記事を読んでみてください。
順を追って確認していけば、ちゃんと自分に合った式場が見つかります。必要な準備や注意点を、わかりやすくまとめました。
- 式場選びを始める前にやるべき準備
- 理想の結婚式場を見つけるための具体的なステップ
- 式場見学・ブライダルフェアの活用ポイント
- 仮予約・本予約の違いと注意点
- 失敗しないためのチェックリストの作り方
大丈夫。ひとつずつ進めれば、きっと理想の式場に出会えます。
式場選びの準備|理想の結婚式をイメージしよう
式場を探す前に、まずやっておきたいのが「自分たちの理想の結婚式をイメージすること」。
ここをあいまいにしたまま探し始めると、素敵な会場ばかりに目移りして、いつまでも決めきれない…なんてことになりがちです。
イメージするための
チェックポイント
まずは、以下のような項目をひとつずつ考えてみましょう。
- 結婚式を挙げたいエリアや場所は?
- 季節はいつ頃が理想?
- 日程は仮でもいいので候補をいくつか
- ゲストの人数は?
- 予算はどのくらいかけられそう?
- 会場タイプ(ホテル・ゲストハウス・レストランなど)
- 挙式スタイル(チャペル式・人前式・神前式など)
すべてを細かく決める必要はありません。
「こんな感じの雰囲気がいいな」と思うことを、ふたりで自由に出し合ってみてください。たとえば、
- 料理がおいしくて落ち着いた雰囲気が理想
- ドレスが映えるチャペルがいい
- ゲストと距離の近いアットホームな式がしたい
そんなイメージを共有することが、式場選びの第一歩になります。
イメージできない時は?
参考にすべき情報源
「そもそもどんな結婚式があるのか想像できない…」という方は、雑誌やSNS、卒花さんの体験談を参考にしてみましょう。
特にInstagramやPinterestなどのビジュアル情報は、理想の雰囲気を探すヒントになります。
また、ゼクシィのような式場紹介サイトでいろんな会場の写真を眺めてみるだけでも、「こういう雰囲気が好き!」という感覚がつかめてくるはずです。
見学・ブライダルフェアの活用法
理想のイメージがある程度固まったら、次は式場探しの本番。
候補になりそうな式場をいくつかピックアップし、実際に足を運んでみましょう。
パンフレットやサイトの写真だけではわからない空気感や、スタッフの対応、会場の広さや動線など、現地でしか得られない情報はたくさんあります。
ブライダルフェアと
式場見学の違い
式場に足を運ぶ方法として代表的なのが、次の2つです。
- ブライダルフェア
-
模擬挙式・試食・ドレス試着など、結婚式当日を体験できるイベント形式の見学
- 式場見学(個別案内)
-
挙式会場や披露宴会場を一通り見学するシンプルなスタイル(試食や演出体験はなし)
ブライダルフェアは人気の日程から埋まりやすいですが、実際の雰囲気を体感できるので、式のイメージがぐっとリアルになります。
「彼と予定が合わない…」「短時間で回りたい」という場合は、見学だけでもOK。気になる会場は、気軽に予約を入れて見に行ってみましょう。
比較しやすくなる
チェックリストの作り方
複数の式場を見ていると、あとで「どこがどうだったっけ?」と混乱しがちです。
そこでおすすめなのが、自分たちだけのチェックリスト を事前に作っておくこと。
たとえば、こんな項目を入れておくと比べやすくなります。
- ドレスや小物の持ち込みはできる?
- 会場のテーブル配置や導線、ゲストからの見え方
- 料理の味・自由度・料金
- 引き出物や演出の自由度
- プランナーの雰囲気・対応
気になったことはその場でメモするのがおすすめ。写真撮影がOKなら、スマホで雰囲気を残しておくのも後から振り返るのに役立ちます。
また、ブライダルフェアや見学でもらえるパンフレット類を持ち帰れるように、少し大きめのトートバッグ があると便利ですよ。
仮予約〜本予約までの流れと注意点
いくつかの式場を見学して「ここがいいかも…」と思える会場が見つかったら、次は 仮予約〜本予約 へと進んでいきます。
この段階では、タイミングや確認すべきこと をしっかり押さえておくことがとても大切です。
仮予約の基本ルールとタイミング
気に入った式場があったら、まずは「仮予約」で希望日を押さえましょう。
仮予約とは、本契約前に希望日程をキープできる制度 のこと。
人気の会場や大安・週末などは、1年前から埋まる こともあるので、気になる日がある場合は早めの行動が吉です。
- 多くの式場では、仮予約に料金はかからない
- 仮予約の期間は1週間前後が一般的(※会場によって異なる)
- 期間中に他の会場とも比較して最終決定をする
ただし、仮予約でもキャンセル料がかかる式場もあるので、念のため確認しておくと安心です。
本予約前に確認すべきお金と
キャンセルの話
仮予約の期間中に「ここにしよう」と決まったら、いよいよ本予約へ。
本予約では、契約書を交わし、数万円〜数十万円の申込金(予約金)を支払う のが一般的です。
このタイミングで、以下の2点はしっかり確認しておきましょう。
費用の内容と見積もりの範囲
- 基本プランに含まれる内容は?(料理・ドリンク・装花など)
- オプションになるものはどれ?
- 持ち込み料やキャンセル料の有無は?
- 「持ち込みできるけど有料」のパターンも要注意!
キャンセル規定とそのリスク
契約後にキャンセルする場合は、時期によってキャンセル料が発生 します。
また、すでに手配済みのもの(衣装・招待状など)については実費がかかるケースも。
契約書の内容は必ずすべて目を通して、不明点があればその場で確認しましょう。
「あとで聞いておけばよかった…」は絶対に避けたいポイントです。
後悔しない式場選びのために大切なこと
式場選びは、結婚式準備の中でもとくに大きな決断のひとつ。
だからこそ「なんとなく」で選んでしまうと、あとで「もっとちゃんと見ておけばよかった…」と後悔してしまうことも。
ここで最後にお伝えしたいのは、“譲れない条件は、最初に決めておく”ことの大切さ です。
妥協できない条件は最初に決めておく
式場選びでは、「全部が完璧!」という会場に出会えるとは限りません。
だからこそ、自分たちにとって大事なポイントがブレないようにしておくことが大切です。たとえば、
-
ドレスや小物を持ち込みたい
→ 持ち込み料や可否を重視 -
料理にこだわりたい
→ 試食と料理ランクの自由度を重視 -
家族中心の少人数婚
→ 会場のサイズ感やアットホームさを重視 -
雰囲気・写真映えを大切にしたい
→ チャペルや装飾の世界観を重視
ふたりにとって「ここだけは譲れない」というポイントさえ決まっていれば、他の部分に多少妥協しても、納得のいく選択ができます。
理想の式場は、ちゃんと見つかります
たくさんの選択肢に迷ってしまうのは、それだけ素敵な式場がたくさんあるということ。
でも、情報を整理し、理想を明確にし、現地で確かめて、納得して決める。
この流れをしっかり踏めば、きっとあなたにとって最高の式場に出会えるはずです。
焦らなくて大丈夫。
自分たちのペースで、ひとつずつ進めていきましょう。