本格シェービングとソフトシェービングの違いを詳しく解説

ブライダルエステで最も多いのがシェービング。「エステを受けなかったけどシェービングだけは受けた」という人もたくさんいます。

下のデータはリクルートのブライダル総研から発表されたものです。僅差ですがシェービングを受けた人が最も多いことを示しています。

シェービング
84.7%
フェイシャル
83.9%
背中
71.8%
デコルテ
63.5%
ネイル
61.2%
二の腕
39.3%
20.6%
4.1%

出典:ブライダル総研

出典:ゼクシィ結婚トレンド調査

9割近い花嫁たちがブライダルシェービングを受けていることがわかりますね。

そんなシェービングにはソフトシェービング本格シェービングの2種類があります。

ソフト電動シェーバーを使う
誰でもできる
本格レザーを使う
資格者のみ

どちらがベストかは人によっても違いがあるので、それぞれの特徴を理解して自分に合った方法を選択しましょう。

  • 本格シェービングとソフトシェービングは何が違うのか
  • それぞれどんな特徴があるのか
  • それぞれどんなデメリットがあるのか
  • 向いているのはどういう人か

これらを中心にブライダルシェービングについて詳しく解説していきます。

目次

本格シェービングとソフトシェービングの違い

本格シェービングは理容師免許をもった人が行う、カミソリを使ったレザーシェービングのことです。

それに対し、ソフトシェービングは特に資格は必要なく、だれでも行える電動シェーバーを使ったシェービングのことです。

ソフトシェービングのメリット・デメリット

メリット
デメリット
  • シェービングで店舗選びに悩む必要がない
  • 金属アレルギーでも肌荒れを起こさない
  • 本格シェービングより安い
  • 挙式直前でも剃れる
  • 電動シェーバーさえあれば自分で剃れるので高い料金を払う価値がない
  • ムダ毛を完全には剃れない
  • 衛生面に不安が残る

詳しく見ていきましょう。

電動シェーバーは誰でもできるのがメリットであり、デメリットでもある

電動シェーバーは特殊な技術や経験を必要としないので、 誰でもできるのが最大の特徴です。

脱毛サロンに通っていた人ならわかると思いますが、パナソニックのフェリエとほぼ同じようなシェーバーで剃ります。

その手軽さから多くのブライダルエステのシェービングサービスで利用されています。ほとんどのセットコースにシェービングが含まれているため、わざわざシェービングのために店舗を選ぶ必要はありません。

逆に言えば、電動シェーバーさえあれば誰でもできてしまいます。

自分では届かない背中でさえ彼に手伝ってもらえばできます。その程度のものに高いお金を払う価値を見出すのは難しいとも言えます。

金属アレルギーでも問題なく剃れる

ソフトシェービングで使う電動シェーバーの刃は、肌から少し浮かせた状態で剃ります。

つまり、カミソリの刃が直接肌に触れることがないので、金属アレルギーを持っている女性でも安心して施術を受けることができます。

金属アレルギー持ちの人にとっては、カミソリの刃の金属が触れただけでも肌にかゆみや赤みが発生してしまいますよね。

電動シェーバーなら金属アレルギーの方でも、はじめて首や背中の産毛を剃るという方でも安心です。

式直前に剃らないとすぐに産毛は元どおり

カミソリの刃を少し浮かせて剃るということは根本から剃れないということ。

本格シェービングの透き通るような陶器肌とは程遠く、挙式まで日がある日程で受けてしまうとくすんだ状態に戻ってしまいます。

人によってもムダ毛が伸びるペースが違いますが、挙式当日から3日以内の施術を受けられる人には向いています。

刃を使い回すため衛生面が不安

電動シェーバーの特性上、頻繁に刃を変えません。

本格シェービングなら刃を研ぐので衛生的ですが、電動シェーバーでは前の人が使った刃をそのまま使うため、衛生面に不安が残ります。

ただ、本格シェービングよりも価格がリーズナブルなので、予算を抑えたいという人はソフトシェービングが向いています。

向いてる人
  • 金属アレルギーの人
  • 料金を抑えたい人
  • 挙式直前に剃る人

本格シェービングのメリット・デメリット

メリット
デメリット
  • 普段より2・3トーンも白くなめらかな陶器肌になる
  • 国家資格を持ったプロによる施術
  • 刃を研ぎなおすので衛生的
  • 肌トラブルの可能性がある
  • 直前では受けられない
  • ソフトシェービングよりも料金が高い

詳しく見ていきましょう。

今までにないほど白く透き通るような肌が手に入る

本格シェービングはムダ毛の根元からしっかりと剃ることができ、肌表面の余計な角質も削り取くため、かつてないほど肌に透明感が生まれます。

純白のドレスに負けない美しい輝く素肌になれることが、本格シェービングが多くの花嫁に選ばれている最大の理由です。

肌トラブルが起こるリスクもある

本格シェービングはカミソリの刃を直接肌に当てることから肌トラブルの可能性があります。

そのため、当日に肌トラブルを起こさないため、1ヶ月前に練習として受けるようにすすめられます。

挙式のために本格シェービングを受けたのに、本番は肌トラブルでボロボロ…という状態は避けたいですから、練習用のリハーサルシェービングは料金がかかっても受けましょう。

試しに受けてみて肌に異常がなければ結婚式の直前にシェービングしますが、結果的に2回受けることになるため費用も2回分必要です。

前撮り前にリハーサル、挙式前に本番というスケジュールを組むのが一般的。

また、練習を受けたとしても 肌を落ち着かせるために挙式までは1週間くらい期間をおく必要があります。

理容師免許が必要なため料金は高くなる

他人の肌にカミソリの刃を直接当てるには理容師の免許が必要です。国家資格を持ったプロという点では安心ですが、スタッフも限定されます。

そのため、スタッフがいないから本格シェービングは行っていないというサロンも少なくありません。

誰でもできるソフトシェービングとは違い、有資格者の高い技術力で剃ってもらうにはそれなりの費用も掛かります。

都内にはヒロ銀座や銀座マツナガのようにシェービングを専門で行っているサロンもあります。

余計なエステを付けないシェービングだけのプランなら1万円前後で受けられるので、エステとシェービングで分けている人もいます。

美4サロンワヤンサラのように本格シェービングを行っているエステサロンは1ヶ所ですべて完結することから人気です。

1回受けてみればわかりますが、羽のようなタッチで剃られていく快感と2トーンぐらいアップする仕上がりは病みつきになりますよ。

ブライダルエステを機会にシェービングだけは定期的に受けているという声もたくさん聞きます。

向いてる人
  • 金属アレルギーではない人
  • 仕上がりの美しさを求める人

産毛は想像以上に目立つためシェービングはマストケア

ブライダルエステのシェービングは、一般的に顔・首・腕・背中上部を剃ります。

これらの部位はドレスから肌が露出し、色の薄い産毛であっても結婚披露宴のスポットライトをあびると白く光って目立ってしまいます。

脇や腕は自分でムダ毛処理ができるとしても、顔や首、背中は普段ムダ毛を剃ったことがない人も多く、それだけに肌トラブルの不安もあります。

また、背中は想像以上に人から見られています。同性の目はとても厳しいです(笑)

予算の都合で断念すべき?

シェービング専門店なら1万円でも可能。できるだけ受けたほうがいい

何かとお金がかかる時期でもあるので予算から決めている人もいるでしょう。

予算も重要ですが、エステの内容を減らしてでもシェービングだけは受けることをおすすめします。

下のグラフを見てわかるとおり、実際には2~6万円の範囲内でブライダルエステを受けている人が最も多く、シェービングにプラスアルファで何かを付け足していることが伺えます。

出典:ゼクシィ結婚トレンド調査

1Dayで本格シェービングを含めたプランならこの予算内で充実した内容を受けられるので検討してみてはいかがでしょうか。

また、先程も伝えたとおり、シェービング専門店なら1万円前後で受けられます。

全身脱毛していればシェービングはいらない?

全身脱毛していても産毛まで脱毛できていないので、レザーシェービングは受けたほうがいい

最近は全身脱毛に通っている女性も増えているので、「すでに脱毛を完了させていればシェービングは必要ないのでは?」と考えるかもしれません。

しかし、光脱毛でもレーザー脱毛でも産毛までは処理できていないので、本格シェービングを受けることでさらに輝く陶器肌になれます。お顔の化粧ノリもビックリするほど違います。

受けられるなら絶対に受けておいたほうが良い施術がブライダルシェービングです。

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