披露宴の音楽、お任せにしていませんか?

ご結婚が決まった皆様 おめでとうございます。

長年ホテルウェディングで音響担当をしているトマチホです。

式場選びから始まって担当者と招待状づくり、司会者との打ち合わせ・会場の花・音楽・衣装等、何度も足を運び色々と決めることが多く疲れも出てきているかもですね。

今回は披露宴中何度も流れる音楽についてアドバイスをしたいと思います。

目次

披露宴の簡単な流れと一般的な曲の選択

  1. 新郎新婦入場
  2. 主賓挨拶
  3. 乾杯
  4. ケーキ入刀
  5. お色直し退場
  6. お色直し入場
  7. キャンドルサービスなど
  8. 余興
  9. 両親への手紙
  10. 花束贈呈
  11. 両家代表挨拶
  12. お見送り準備のための退場
  13. お開き

簡単に書いてもこれほどシーンがあります。

披露宴は乾杯を区切りとして式と披露宴に分かれます。

乾杯までが結婚報告

厳かな格式ある曲を選びます。

乾杯後はパーティー

音楽のジャンルを変えることで一気に華やかなパーティーに導くことができます。

また、ご挨拶される方の「乾杯」に続き参列者の「カンパーイ」の「パ」のタイミングでテンポの良いサビを流すことで心は緊張から開放され、心から楽しむ準備に入ることができます。

ケーキ入刀

入刀する瞬間は一番盛り上がるサビを使います。

では、お二人がケーキに移動し皆様が写真を撮る準備ができるまではどうしますか?2つの方法があります。

  • 同じ音楽で繋げ入刀と同時にサビを流してもらう
  • 準備ができるまでは静かなメロディで入刀の瞬間にサビから流す

退場・お色直し入場・キャンドルサービス

これはお二人の趣味がよく現れるシーンですので大好きな曲を使っていいと思います。

両親への手紙・花束贈呈

クライマックスシーンですので、手紙を読んでいるときは邪魔にならない静か目でもいいですし、涙を誘う曲を選曲するのもいいと思います。

手紙を読み終わったと同時に花束贈呈の曲をかけ、贈呈とともにサビを流す。

ここまでは皆さんが良く分かるところだと思います。

披露宴の音楽、お任せにしていませんか?

これはBGMについてのお話です。

披露宴中は、わざわざ確認せず担当者の持っている素材で対応する場面があります。

それは、迎賓中、食事中、お二人のなれそめを紹介する間、両家代表挨拶とお見送りの準備のための退場までのつなぎ等、、、

言われなけば気が付かないシーンですが お任せで良いのでしょうか?

私は新郎新婦から披露宴の歓談中のBGMについて「お任せで良いといいましたがクラッシックは…」と意見いただき、すぐに違うテイストに切り替えた過去があります。

当時、私の中で「迎賓中はこれ!なれそめの時はこれ!」と決まっていたのですが、今思えば一生に1度のことなので、しっかり意見を聞いたり、使いたい曲を聴いてもらい、OKをもらっておくべきだったと思います。

最近はお二人のなれそめ紹介の時に当時流行った音楽をピアノやオルゴールアレンジ、またはさまざまな管弦楽器に置き換えたもの提案し、BGMとして使っています。

これから音響担当者と打ち合わせをする皆様に 後悔のない披露宴にするため 伝えておきたいポイントでした。

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