結婚式を決めた2人。披露宴をするのか、食事会だけにしようかと、初めてのことで悩み悩んではいませんか?
私たちも披露宴をするのか、食事会にするかで、すごく悩み、結局食事会を開きました。
そんな経験を今回は詳しく紹介します。
披露宴と食事会の違いとは?
まずは、披露宴と食事会の違いですが、結婚式場のスタッフに伺うと「披露宴を軽く簡略化したものを食事会と思ってください」と説明されました。
披露宴というのは、文字通り「結婚を披露する」という式になります。
結婚した2人が、お世話になった方に対し、お礼と感謝の意味も込め「これから先も、よろしくお願いします」と挨拶するのが披露宴になります。
友人を招待する場合もあり、どちらかというと大人数のイメージが多いです。
食事会というのは、結婚式に出向いていただいたことへのお礼と親族を中心として、少人数での食事となることが多く、お色直しなどでバタバタと新郎新婦が移動することがなく、落ち着いた雰囲気で食事することができます。
私たちの場合、結婚式のあとに食事会をしました。
式には、両家の親、兄弟、おじ・おばだけを招待することにしたので従妹や友人は、一切呼びませんでした。
披露宴ではなく、食事会にした理由は「照れくさく前に出たくない」というおかしな理由ではありました。
披露宴といえば、キャンドルサービスや色々なイベント、お色直しなど、親族の前を何度も往復するのが、私には照れくさくイヤでした。
結婚式にきていただいたことのお礼の意味だけを込めて食事会という形式をとりました。
ケーキ入刀と両親への手紙はしましたが、イベントとして実施したのは二つくらいであとは美味しいご飯を堪能してもらえればいいと決めていました。
披露宴の場合は、お色直しで新郎新婦が会場から離れることもありますが、食事会のいいところはお色直しがないのでずっと食事会に来てくれた人たちとの時間を楽しむことができました。
複数の衣装を楽しみたい人は、食事会では物足りないかもしれません。他にも、イベントが少なくて済むので費用は安くなります。
例えば、キャンドルサービスをしたいといえば、その分費用は高くなります。キャンドル代・蝋燭代と細かく備品代や人件費などがかかってくるのが、披露宴です。
一生に一度のことなので費用も気にしない・自分が主人公と思える方は披露宴を楽しむのもいいかもしれません。
しかし、私のように照れくさく前に出たくないが、結婚式に来てくれた人たちとの食事を楽しみたいという別の目的の人であれば、食事会でも十分かもしれません。
披露宴と食事会 それぞれでご祝儀は頂くもの?
ご祝儀は結婚祝いとしていただけます。披露宴に比べると食事の費用は少なめかもしれませんが、婚姻のお祝いと食事費としていただくのが一般的です。
食事会や披露宴を同じ日に行う場合には、別で食事の費用として準備しておられる場合もありますが、食事会の場合は披露宴より少ないことも多いです。
私たちの場合も、結婚のご祝儀はいただきましたが、食事費を別でもらうことはありませんでした。
以前、兄弟が結婚式をせずに入籍だけをしたのですが、その際には結婚のお祝いとしてご祝儀を包みました。
しかし、結婚をして少し経ってから「食事会で顔合わせをする」となったので、食事会の席にご祝儀を持参。そのときの食事料金とお祝いの金額と合わせた金額をご祝儀には入れました。私たちの式でも一般的なご祝儀をいただきました。
食事会や披露宴の場合、別々でご祝儀を包んでくださる方はいましたが、お祝いとしていただきすぎなので、後日お祝い返しをしています。相場以上の金額であれば、お祝い返しを後にするのが少し面倒でした。
披露宴や食事会をするのに伴い1つ面白い話を聞きました。「不幸なことは+(プラス)になるが、幸せなことは−(マイナス)になる」と考え、自分たちの予算にあわせて無理をしないことが一番だと今でもいえます。
まとめ
披露宴では、イベントを多くしたり衣装を着替えたりで、多くのお金が必要になります。
食事会であっても、披露宴に比べると金額は少ないですがやはり大きいなお金が動きます。ご祝儀で賄うという考えよりは、幸せになることなので、お金はもらう分より使うほうが多いと考えておいたほうがいいと言えます。
自分たちのお世話になった感謝の気持ちが披露宴や食事会という形になります。しかし、無理をするではなく、自分たちの今後の生活と相談しながら、披露宴か食事会、どちらがいいのかを考えてみてはいかがでしょうか?