ウェディングドレス 後悔しない決め方!奇跡の1着を見つけるために

会場も決まり、いよいよウェディングドレス選び。言うまでもなく、花嫁さんにとってのメインイベントです。

夢にまでみた幸せいっぱいの時間。そしてやっぱり「奇跡の1着」を見つけたい、自分を1番綺麗に見せてくれるドレスを選びたいと、自然と力の入る時間でもあります。

10着以上試着をしたうえで、私はシンプルなAラインのドレス1着に決めました。

自分にとって理想のドレスを纏って過ごす挙式当日の時間はとても幸せでした。そして、数年が経った今でも写真を見ると「このドレスにしてよかったなあ」と幸せな気持ちがこみ上げてきます。

正直、もう少しこうすればよかったなあと思う反省点もあった結婚式ですが、ウェディングドレスは1点の曇りもなく後悔のない選び方ができました。

今日はそんな私の経験を元に、「ウェディングドレスの後悔しない決め方」をお伝えしていきますね。

目次

ウェディングドレスを選ぶポイント

体験談の前に、一般的なウェディングドレスを選ぶ際のポイントを押さえておきましょう。

以下の9つのポイントを考慮して、自分にぴったりのドレスを見つけてください。

ドレスを選ぶ9つのポイント
  • 予算
  • シルエット
  • デザイン
  • 素材
  • 着心地
  • アクセサリー
  • ショップやデザイナー

予算

ウェディングドレスはレンタルや購入、オーダーメイドなどさまざまな方法で手に入れることができます。予算に合わせて選択肢を検討しましょう。また、アクセサリーやオプションも予算に含めることを忘れずに。

Aライン

ウエストから裾にかけて広がるA字型のシルエット。体型カバーができ、多くの女性に似合うスタイルです。

プリンセスライン

ウエストから広がる大きなスカートが特徴。王道のウェディングドレスで、ロマンティックな印象を与えます。

マーメイドライン

ヒップから膝下あたりで広がる、魚の尾のようなシルエット。スタイルの良さを強調できます。

スレンダーライン

体に沿ったストレートラインのシルエット。すっきりとした印象を与え、スタイルの良さを強調できます。

エンパイアライン

ウエストが高く、ふんわりとしたスカートが特徴。小柄な女性にも似合い、優雅な印象を与えます。

デザイン

ネックラインや袖の長さ、裾の長さは、自分の好みや体型に合わせて選びます。例えば、Vネックは首を長く見せる効果があり、ストラップレスはデコルテを美しく見せます。また、長袖、半袖、袖なしの選択肢があります。

素材

シルク

独特の光沢感と美しいドレープ性により、エレガントで洗練された印象を与えます。シルクの柔らかさと流れるような質感は、優雅で上品な雰囲気を演出し、花嫁に高級感と自然な美しさを与えます。

レース

繊細で緻密なデザインが特徴で、ロマンティックでフェミニンな印象を与えます。透け感や刺繍のあるレースは、神秘的でエレガントな雰囲気を演出し、花嫁にクラシカルで上品な美しさを与える効果があります。さまざまなレースの種類やデザインがあるため、個性を表現しやすく、どのような結婚式にもマッチする柔軟性があります。

サテン

滑らかで光沢感のある素材が特徴で、シックで洗練された印象を与えます。サテンは重厚感があり、ドレスのシルエットを美しく保ちやすいため、エレガントでフォーマルな雰囲気を演出します。サテンは豊富な色合いがあるため、結婚式のテーマや雰囲気に合わせて選ぶことができます。

タフタ

軽くて光沢のある織りが特徴で、シンプルで洗練された印象を与えます。しっかりとした素材でありながら軽量で、ドレスのシルエットを美しくキープするのに適しています。クリスプな質感があり、構造的なデザインやボリューム感のあるスカートに向いているため、モダンでスタイリッシュな雰囲気を演出します。

オーガンジー

透け感のある薄手で軽やかな素材が特徴で、優雅でロマンティックな印象を与えます。柔らかさと繊細さが魅力であり、重ねることで立体感やボリューム感を演出することができます。また、透明感があり、ドレスのレイヤーやディテールにデリケートな美しさをもたらします。

ホワイトは純粋さや清楚さを象徴しますが、アイボリーやシャンパンは肌なじみが良く、温かみのある印象を与えます。最近では、パステルカラーやブルー、ピンクなどのカラードレスも人気があります。自分の好みや結婚式のテーマカラーに合わせて選んでください。

着心地

結婚式当日は長時間ドレスを着用しますので、快適さが重要です。試着の際に、座る、立つ、歩く、腕を上げるなどの動作を行い、フィット感や動きやすさを確認しましょう。

また、インナーや補正下着も着心地や見た目に影響するので、適切なものを選びましょう。

アクセサリー

ヘッドピース

ウェディングドレスに合わせた髪飾りやベールがあります。ドレスのデザインや雰囲気に合わせて選びましょう。

ネックレス

ネックラインに合わせて、短いチョーカーからロングネックレスまで様々なデザインがあります。

イヤリング

ドレスのデザインや顔立ちに合わせて、ピアスやイヤリングを選びます。大ぶりなものからシンプルなものまで幅広い選択肢があります。

ブレスレット

ドレスのデザインやアクセサリーとのバランスを考慮して、ブレスレットを選びましょう。

ショップやデザイナー

ウェディングドレスを購入する際には、信頼できるショップやデザイナーから選ぶことが安心です。口コミや評判をチェックし、試着やカウンセリングで対応が良いショップを見つけましょう。

また、オーダーメイドの場合は、デザイナーの作品や提案力も重要です。

ウェディングドレス 後悔しない決め方!シンプルなAラインに決めた私の体験談

ドレス選びの戦いはショップに行く前から始まっている(笑)なんていうと大げさですが、実際にショップに足を踏み入れると、ドレスの数、種類、そしてキラキラした雰囲気に圧倒されて目移りがとまらなくなってしまいます。

そんなとき、早めに自分を取り戻して試着時間を有効に使えるよう、ショップを訪れる前から心と身体の準備をしておきましょう。

まずは、すでに実践している人が多いと思いますが、雑誌やインスタ、ブログでいろいろなドレスを見てみましょう。多くの新郎新婦さんの写真を見ることで「こんなドレスがあるんだ」とイメージがぐんと広がり、種類の多さへの耐性ができます。

次に、ドレス選びの付き添い役をお願いしましょう。遠慮しすぎずに相談できる、気心の知れた相手。

できれば率直でクールにものを見てくれる家族や友達。私は母でした。

夫に来てもらうのは絶対にやめた方がいいです。どんなに忍耐強い男性でも試着の時間の長さに絶えきれず、ドレスの些細な違いなどどうでもいいという態度になってくるからです。この気持ちは同性の女性にしかわかりません。

もうひとつ大切なのが、写真を撮る準備をしっかりとすること。携帯カメラでもいいのですが、私の場合はiPadを準備。タブレットだと画面も大きく、のちの写真確認もサクサクしやすいのでとってもオススメです。

ちなみに、この時点では下着のことは心配しないで大丈夫。ウェディングドレス用のアンダーウェアがあるということで私も用意すべきか迷ったのですが、肌が出る範囲はドレスのデザインによってまちまち。ドレスが決まるまでは、アンダーウェアを購入しなくて大丈夫です。

ショップでアンダーウェアも一緒に試着させてくたりもするので、気になるのであれば事前にお店に聞いてみましょう。

準備を整えたら、ドレスショップへいざ出陣です!

ドレスショップには計4回行きました

Day1. 様々なタイプのドレスに挑戦

まず最初は、広く浅く。この段階では、少しでも気になる様々なタイプのドレスに挑戦することで、自分の好みをおおまかに絞るのがポイント。

事前にイメージを膨らませていたデザインとは違うけれど、これが気になるというものに出会ったらどんどん試してみてください。

そして、このいろんなタイプに挑戦しているステージでとても頼りになるのが付き添ってくれる人の意見。自分で持っているセルフイメージと、客観的に見る自分のイメージは違うことも多いです。

最たるものが「色」です。私は「カラードレスは赤!」って決めていましたが、母いわく、似合わないそうです(涙)たしかに写真で見ると微妙。。

試着しているとついつい細部にばかり気をとられてしまいますが、この段階ではまず、全体像、自分の雰囲気に合っているか、ラインが綺麗かといった客観的な意見がとても参考になります。

そうして、好み、かつ自分に合いそうなタイプに的を絞ります。

Day2. 前回絞ったラインを中心に様々なデザインに挑戦

絞ったラインのドレスを中心に、その中のいろんなデザインに挑戦しましょう。

私の場合は、前回の試着でAラインとマーメイドラインの2種類のラインが好みということがわかりました。そこで、少しでも気になるAラインとマーメイドラインのドレスは時間が許す限り、徹底的に試着して写真を撮らせてもらいました。

Day3. 最終候補に絞る

前回に続き、今日の目標は好きなタイプの中から、それぞれ1~2着の最終候補に絞ることです。

悩んだ末に、素材の美しさが光るシンプルなAラインドレスを1着、レーンのレースを付け替えられる華やかなマーメイドラインのドレスを1着。私の最終候補たちです。

そして、1度ここで時間を置きます。お料理と一緒(笑)いったん寝かせましょう。自宅でリラックスしながら、撮りためた写真やビデオを見てアクセサリー、小物、ヘアスタイルとのコーディネートをイメージ。

思い切り妄想を膨らませたところで最終日、小物合わせの日を迎えます。

Day4. 決定する

最後まで悩んだ2着。もちろん両方ともウエディング小物と合わせて見せてもらいます。

そこまでやれば、最後の最後は直感。どちらも熾烈な戦いに勝ち残った強豪ドレスです。この時点で、もうどちらのドレスを選んでも後悔はないはずなんです。

最後はやっぱり王道で、と私はAラインドレスを選びました。

ウェディングドレスの試着で重要なポイント

こうして、納得いくまでさせてもらったドレス選びですが、その過程で大切だと思ったポイントをお伝えします。

試着のポイント
  • 事前リサーチ
  • 予約
  • 持ち物
  • 着用順序
  • 動きやすさを確認
  • 写真撮影
  • 意見を聞く
  • 時間をかける
  • 質問と相談
  • 価格交渉
  • お直しやアレンジの確認

事前リサーチ

インターネットやウェディング雑誌を活用して、ドレスのスタイルやデザインについて調べておくことが大切です。デザイナーやブランドの情報も収集しましょう。これにより、試着の際に効率的にドレスを選ぶことができます。

予約

試着の際は、事前にウェディングドレスショップへ予約を入れておくことがおすすめです。予約をしておくと、スタッフが十分な時間とサポートを提供してくれるでしょう。

持ち物

試着時には、ウェディングシューズやインナー、ストッキングなど、当日使用予定のアイテムを持参しましょう。これにより、ドレスのフィット感や全体のバランスを確認することができます。

着用順序

最初に試着するドレスは、自分が一番気になるものではなく、似たデザインや素材のものから始めましょう。これにより、徐々に自分に似合うドレスの特徴が見えてきます。

動きやすさを確認

結婚式当日は長時間ドレスを着用するため、試着時に動きやすさを確認しましょう。座ったり立ったり、歩いたり踊ったりなど、さまざまな動作を試してみてください。

写真撮影

試着したドレスの写真を撮影し、後で比較検討することが大切です。ただし、ショップによっては写真撮影が禁止されている場合もあるので、事前に確認しましょう。

意見を聞く

友人や家族に同行してもらい、意見を聞くことも有益です。客観的な意見が、自分では気づかないポイントを指摘してくれることがあります。

時間をかける

試着は焦らず、じっくりと時間をかけて行いましょう。複数回に分けて試着することも検討してください。これにより、自分にぴったりのドレスを見つけることができるでしょう。また、異なるショップやデザイナーのドレスも試すことで、さらに選択肢が広がります。

質問と相談

スタッフに自分の要望や悩みを伝え、質問や相談を行いましょう。スタッフはプロフェッショナルな知識と経験があるため、自分に合ったドレスやアクセサリーの提案をしてくれます。

また、オプションやカスタマイズに関する情報も教えてくれるでしょう。調整や変更が必要な場合は、その詳細やコストも確認しましょう。

価格交渉

自分の予算を明確にし、事前に相場を調べて適切な価格を提示し、セール期間やシーズンオフなど、価格交渉が有利になるタイミングを見極めることが重要です。

交渉がうまくいかない場合でも、別のドレスやショップを検討できるように、余裕を持って交渉を行いましょう。

お直しやアレンジの確認

試着時にお直しの必要性を確認し、お直しの内容や費用、期間を事前に確認することが重要です。

また、デザインをカスタマイズしたい場合は、アレンジが可能かどうかを確認し、その費用や期間も事前に把握しておくことが大切です。


ウェディングドレスの試着で重要なポイントを11つ紹介しましたが、個人的に大切だと思ったポイントも3つ付け加えておきます。

遠慮は厳禁

まずは、遠慮をしないこと。試着数が多くなると、ついスタッフさんに申し訳ない気持ちになります。でも気になったものはしっかりと伝え、試着させてもらいましょう。

しっかりと伝えるほうが、十分に伝えずに不満が残るよりずっといい。

写真は必ず3方向

次に、写真は必ず、正面からの全体写真、正面のバストアップ写真、バックスタイルの写真、3方向から残しましょう。後から見ても全方位からの印象が確認できます。

可能であれば、付き添いの人と会話をしながらぐるりと1周、ゆっくりその場で回転した姿をビデオに撮ってもらいましょう。

動いたときのドレスのラインの変化や、素材が光を受けて反射する様子といった、自分で着ていると見えにくい部分にも気づくことができます。挙式本番、見てもらうのは動いている姿ですもんね。

小物の予算も考えておくこと

最後に、ヴェールやグローブなどの小物は、ドレスの首元や腕のデザインによっても変わってきます。もちろん費用も変わってくるので予算の考慮に入れておくのをお忘れなく。

まとめ

いかがでしょうか。あれもこれも素敵!といろんなドレスに心が奪われてしまいますが、それこそドレス選びの醍醐味、至福の時間です。

寄り道も楽しみつつ、最後には後悔のない1着を選ぶ、そのために実践してよかったことをまとめてみました。

主役気分に思い切り浸りながら、ぜひぜひ、小さいときから憧れていたプリンセス姿の自分を鏡の中に見つけてくださいね。

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